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高尾山で可憐な野草の姿をキャッチ!【みんなでつくる新しい楽しみカタ】

タカオのカタヲでは、高尾山の新しい楽しみカタを発掘中!いろんな方のお知恵を借りたい…!ということで、みなさんが知っている「とっておきの高尾山の楽しみカタ」をSNSで募集しています。今回は、森林インストラクターとしても活動されているグッチさん(Instagram:@gucci_jfik)の投稿から、高尾山で見られる野草のお写真や、グッチさんに伺った野草観察の面白さについてお伝えします!

高尾山の野草の見どころ

高尾山はとても植生が豊かで、約1600種類の植物が確認されています。

ミドリニリンソウ

日当たりのいいところと日陰、山側と沢側、標高が高いところと低いところ、観察する場所によって様々な植物に出会えるのが大きな魅力と語るグッチさん。コースによっても見られる植物が全然違うのだそうです。特に春の高尾山はスミレ天国!いろんな種類のスミレが自生しており、その姿を探して多くの人が訪れるとのこと。

タカオスミレ

ヒナスミレ

春先は1週間でがらっと様変わりするそうで、行くたびに新しい出会いがあって楽しそうです。今の時期見どころなのはこちらのセッコク。

セッコク

セッコクはランの一種。土から生えているのではなく、樹木にくっついて咲く珍しい野草です。1号路と6号路が観察スポットとのことですが、樹木の上の方に咲いているので双眼鏡を用意していきましょう。ビジターセンターに行くと開花している位置情報が得られるそうなので、立ち寄ってから観察に行きたいですね。ケーブルカーの清滝駅・高尾山駅でも観察できるようで、こちらのほうが比較的見やすい位置に咲いているそうです。

また、季節は少し先になりますが、「シモバシラ」も高尾山ファンに愛される植物のひとつ。9〜10月頃に白い小さな花をつけます。

シモバシラの花

ただ、有名なのは冬の姿。

シモバシラの茎についた霜柱

茎の根元に霜柱をつけることから「シモバシラ」という名がついたのだとか。12月〜1月頃のぐっと寒くなった朝の時間帯に見られます。幻想的な姿から、別名「氷の華」と呼ばれています。私は早起きができなかったがために昨シーズン見損ねてしまったので、今年の冬はがんばりたいなと思っています…!タカオネに泊まって、みんなで朝見に行くのも楽しそうです。

ただ歩くだけじゃもったいない!いろんな場所に目を向けてみよう

季節やコースによっても様々な野草が観察できる高尾山。山の中にいるだけでも十分気持ち良くて、私なんかはよくぼんやりしながら登っちゃうんですが、野草をはじめとした自然の姿に細かく目を配りながら歩くと、行くたびに新しい発見がありそうです。

ハナネコノメ

高尾山の豊かな植生をこれからも大事にしたいですね。登山道から外れて野草を踏み固めないよう、気をつけながら野草観察を楽しみましょう!これからの季節ならではの野草もたくさんあるそうなので、野草たちの可憐な姿をキャッチできたら、SNSで#タカオのカタヲをつけて教えて下さいね♪

グッチさん、かわいらしい野草の魅力を教えてくださりありがとうございました!

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