今回の カタ ポイント
「高尾山に登る」だけではない高尾山エリアの新しい楽しみ方を探求するタカオのカタヲ編集部。前回の記事でお話を伺ったタカオのオカタ、高尾ビールの池田さんに高尾のとっておきの楽しみカタを教えてもらい、一緒に体験してきました!
前回の記事はこちら
まずは高尾ビールを調達!
山の上でおいし〜いビールを飲むため、タップルームを出発し、高尾山までの道中にある金子商店さんで高尾ビールを買うことに。高尾駅のタップルームと恩方のブルワリーを除くと、高尾ビールが買えるのは金子商店さん含めこちらの5店舗だけなんです。
高尾ビール販売店
タップルームから金子商店さんまでは歩いて10分ほどで到着!
金子商店(WORLD LIQUORS KANEKO)
住所
〒193-0844 東京都八王子市高尾町1655042-661-0101
※詳しい営業時間は金子商店さんに直接お問い合わせください。
季節ごとに置いている銘柄が違うそうなので、行くたびに新しい楽しさに出会えます。
今回購入したのは、白地にランタンのイラストがかわいいIPAビール。タップルームが入っている複合飲食店「Lantern│ランタン」の1周年を記念して作られたビールで、桃がふんだんに使われているとのこと。ああ、今から飲むのが楽しみ…!
ケーブルカーを使って、いざ山頂へ!
高尾登山で一番よく知られているルートは1号路。徒歩だけで行くと100分ほどかかるのですが、ケーブルカーを使えば50分で山頂まで行けちゃいます。
せっかくですし、全部徒歩で行きますか!!
(聞こえないフリ)サカネさん!!ケーブルカーのきっぷ買いましょう!
ケーブルカーの乗車時間は6分。ケーブルカーを降りてすぐの場所でも、こんなにきれいな景色が!
テーブルと椅子があるのでもはやここでも良いのでは…?という気持ちをぐっと抑えて、一路山頂へ。薬王院までの道は多少外灯があるものの、その先は写真を撮れないくらい真っ暗!ヘッドライトを付けて進みます。
高尾山にはムササビが多く生息してるので、運がいいと飛んでるムササビを見ることができますよ。僕も2回ほど見たことがあります。
なんとムササビ!木の辺りをたまにライトで照らしながら歩いてみたのですが、この日は残念ながらムササビに出会うことはできず。日没後30分くらいがムササビのごはんタイムらしく、そのあたりが狙い目とのこと。
真っ暗な山道を突き進むこと50分。とうとう山頂へ到着!
ところでサカネさん、ずっと気になってたんですが、その手に持ってるカゴは何なんですか…?
これですか?これは「とっておきの楽しみカタ」をさらに楽しむためのアイテムが入ったサカネバスケットです!
サカネ
せっかく山頂で飲むなら、ちょっと凝ったことした方が楽しいかなと思って!テーブルクロスやLEDキャンドルも持ってきましたよ。
スエマツ
そのバスケット、そんなに色々入るんですね(笑)
サカネ
更にこんなのもありますよ!
ジュウカワ
こんなものまで仕込んでたんだ…!
サカネ
座るところに名前が書いてあるんで、自分の席にちゃんと座ってくださいね!さてさて、セルフビアガーデンの準備をしましょうか!
そういえば、さっきサカネさんが持ってたサバ缶はどうするの?
あ、忘れてた。これで今日はかんたんおつまみをつくります!
え?ここでつくるの?
編集部メンバーそれぞれでおつまみを持ち寄ろうという話になっており、デキるところを見せたかったのです。加熱なし、包丁いらず!混ぜるだけのアウトドアにぴったりな簡単レシピはこちら。
サバとクリームチーズのディップ
<材料>
- サバの水煮缶詰:1缶
- クリームチーズ:150g
- 塩レモン★:小さじ1くらい
- ミックススパイス★:少々
- はちみつ★:少々
- クラッカー:適量
★の材料は小さいタッパーに入れて持っていきました。塩レモンがない場合は、塩少々+レモン汁少々を入れると良いと思います。
<作り方>
- サバ缶を開け、大きな骨は取り除く
- ボウル状のお皿にサバとクリームチーズと塩レモンを入れて混ぜる
- 平皿にサバクリームチーズを盛り、上からはちみつをかけて、さらにミックススパイスを書ける
- 周りにクラッカーを並べれば完成!
こちらのレシピをアレンジしました!
スエマツ氏が持ってきてくれた、行動食のマッシュポテトと、ジュウカワ氏おすすめのクレイジーソルトピーナッツも加わり、だいぶ豊かな食卓に…!
このマッシュポテトは粉状になってて、お湯を注ぐだけでできるから、山に行くときはよく持っていくんですよ。
みんなそんな作るんだったら先に言ってよ…。僕のおつまみ、写真じゃ普通のピーナッツにしか見えないじゃん…。
写真には写らないおいしさってやつですね。まぁとりあえず乾杯しましょう!早く飲みたい!
高尾山山頂にあるベンチにテーブルクロスをかけ、スエマツさんが持ってきたランタンやサカネのLEDキャンドルで飾り付け。周りに椅子を並べれば、即席ビアガーデンの完成!
高尾ビールでカンパーイ!ランタン1周年記念のIPAはのどごし爽やかで、ふんわりとただよう華やかな桃の香りがたまりません!!最高!!
このままでも十分おいしいんですが、グラスに注ぐとまた香りがさらに広がるので、その飲みカタもおすすめです!
山登りはちょっと大変だったけど、登りきった後に飲むビールは本当においしくて…。ここは天国かな…?と夜景を見ながら浸っていました。夜の高尾山は昼よりさらに空気が澄んだ感じがして、それがさらにおいしさや楽しさを盛り上げてくれていたのかもしれません。高尾山山頂のセルフビアガーデンは間違いなく「高尾のとっておきの楽しみカタ」でした!
今日はとっておきの楽しみカタをありがとうございました!今後は高尾山でどんな楽しみカタに挑戦してみたいですか?
そうですね。今日は山の上でビールを飲んだけど、ここに来るまでの道のりもビールを楽しめたら最高ですね。行きに使ったケーブルカーを高尾ビールでジャックするとか!山に登れなくなっちゃうので、飲み過ぎには注意ですが(笑)
インタビューしたときはビアマウントがまだオープンしていてケーブルカーの終電が遅かったので、帰りもケーブルカーでゆるゆる帰りました。休日お昼のイメージが強かった高尾山ですが、夜の高尾山は雰囲気がまったく違って神秘的。高尾山のB面を知れた気がしたタカオのカタヲ編集部なのでした。
池田さん、高尾ビールのとっておきの楽しみカタ。ごちそうさまでした!
今回のルートはこちら
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こんなことがあった!!編集後記
ジュウカワ
「夜のハイキング」は想像以上にテンションあがったなぁ。安全に登れるコースがある高尾山ならではだし、子供たちも喜びそう!高尾山山頂からの夜景はまさにパノラマで、ビルから見る夜景とは比べ物にならないくらい素敵でした!
本日のタカオのオカタ
高尾ビール代表
池田周平さん
デザイン会社での勤務を経て、2017年に高尾ビール株式会社を設立。自社商品の開発・ブランディング・販売を行う傍ら、国内ビールメーカーのクラフトビール商品のブランド戦略やプロモーション企画なども手掛ける。
趣味:登山
高尾の中で一番好きなスポット:高尾駅南口にある初沢城跡からの町の眺め。
編集部
ジュウカワ
通販や、都心での販売はしないんですか?
タカオのオカタ
池田さん
「ビールには旅をさせるな」って言葉があるんですよ。ビールは振動に弱くて、味が変わってしまう。だから本当においしいビールを飲むためには、そのビールを作ってる土地で飲むのが一番なんです。
編集部
ジュウカワ
へぇ〜!ビールって繊細な飲み物なんですね。
タカオのオカタ
池田さん
そうなんです。うちのビールの中には、高尾山の空気や、土の香りを表現しているビールもあって、せっかくならリアルな高尾山を感じながら飲んでほしいですね。
編集部
ジュウカワ
なるほど。山の上で飲むのがますます楽しみですね!