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サカネ

その日ならではの高尾山を発見!高尾山で働くオカタさんたちに聞いた「高尾山の楽しみカタ」

高尾の楽しみカタを発掘するべく活動しているタカオのカタヲ。今回は、高尾山エリアで日々働いているオカタさんたちにインタビュー!高尾山と共に活動されているみなさんならではの「高尾の楽しみカタ」を聞いてきました。

インタビューマイクとボードを持ってGO!

高尾ビジターセンター 村上さん

最初にお話を伺ったのは、高尾山山頂にある高尾ビジターセンターで働かれている村上さん。高尾山登山に訪れた方に対して登山道等の基本情報を伝える他、自然や歴史といった高尾山の持つ魅力を知ってもらうための活動をされています。今日はお仕事の後にタカオネに立ち寄っていらっしゃったところをインタビューさせていただきました!

タカオネ 街のテラスにて

最近では、ビジターセンターを飛び出してタカオネに出張インフォメーションデスクを設置するなど、高尾での様々な過ごしカタをより多くの方に届けるための実験的な取り組みにもチャレンジされています。

そんな村上さんのおすすめの高尾の楽しみカタは…?

村上さん
日の出と日の入りの時間に高尾山を歩くことですね。高尾山登山というとどうしても昼のイメージが強いと思いますし、僕自身も勤務時間の関係で昼間に高尾山にいることが多いんですが、日の出・日の入りに見られる景色の美しさは特別感があります。オレンジや青、紺色と、刻一刻と変わる空の色を見ている時間がとても好きです。

朝焼け

山頂からの日の出

山頂からの夕焼け

村上さん
日没後はムササビが動き出す時間で、これもまた楽しみな時間のひとつです。いつも出会えるわけではないので、見つけたときはテンションが上りますね!日没後の高尾山はかなり暗いので、しっかりとした靴とライトは必須アイテムです。

高尾山に住むムササビ

村上さん
いつもとは違う時間に登ってみたり、登るルートや訪れる季節を変えてみたり。過ごし方をちょっと変えるだけで新しい発見があるのが高尾山のおもしろいところ。そういう「小さな冒険」を皆さんにも楽しんでもらいたいですね。その冒険にほんのちょっと高尾山の情報を加えるだけで、見える物がぐっと広がっていきます。もし気になるものを見つけたら高尾ビジターセンターに立ち寄って、気軽に質問してもらえたら嬉しいです。

 

誰でも気軽に登れる山だからこそ、「いつもとちょっと違うこと」にチャレンジしやすいのが高尾山の魅力なのかも知れません。次高尾山に行くときは何かひとつ、新しい変化を加えてみたいです!

高尾山ケーブルカー 竹田さん

タカオネを後にして、いざ高尾山へ。高尾山登山に欠かせない交通手段である高尾山ケーブルカーで駅員をされている竹田さんに、高尾山のおすすめの楽しみカタを伺いました。

車掌・運転士として働かれている竹田さん

竹田さん
高尾山の魅力は、なんといっても様々な動物や植物が生息している自然の豊かさ。虫の声がセミから鈴虫に変わったなとか、紅葉が色づき始めたなとか、日々ケーブルカーを運行させている中で自然の変化に出会えることが楽しいです。その日ならではの情報、発見を車内放送でお話させていただくことも多いんですが、お客様からリアクションをいただけたときはとても嬉しいですね!

竹田さん
高尾山のいろんな側面を知ってもらいたいなと思い、車内放送だけでなく、TwitterやYoutubeでの情報発信にも力を入れています。仕事柄、夜〜朝にかけてというなかなか皆さんが訪れにくいような時間にも高尾山にいることがあるので、常にネタ探しアンテナが立ってますね(笑)。

安心安全な運行はもちろんのこと、高尾山の魅力探しとその発信にも熱心な竹田さん。ケーブルカーに乗ったときにはぜひ車内放送に耳をすませてみてください。高尾山と共に生きる駅員さんだからこその発見が、皆さんの高尾山の楽しみカタにも刺激をくれることでしょう!

高尾山スミカ 矢崎さん

ケーブルカー高尾山駅を後にし、高尾山スミカへ向かいます。高尾山スミカはお蕎麦屋さん・カフェ・お土産屋さん等がひとつになった複合施設。私の大好物、黒豆あんがぎっしりな天狗焼もこちらで買うことができます。

大人気の天狗焼。閉店前に売り切れてしまうこともあるとか。

高尾山スミカでお仕事をされている矢崎さんにも高尾山の楽しみカタを聞いてみましょう。

矢崎さん
高尾山がおもしろいなぁと思うのは、おいしいものがたくさん売っていて、それを食べながら登山を楽しめるところ。特にお団子はいろんなお店がそれぞれ個性のある商品を出しているので、食べ比べするとおもしろいですよ。私たち高尾山スミカがお出ししている「三福(みつふく)だんご」は、くるみ味噌だれのお団子。じっくりと炭火で焼いてつくるので、香ばしさとタレの風味が混ざりあって、それはもうサイコーなんです!

「大福」「幸福」「裕福」という3つの福をもたらすお団子なので、三福だんご

矢崎さん
おいしいものたちとの出会いももちろん楽しいですが、高尾山で働いていると雲海や虹といった珍しい光景に偶然出会えることもあり、そういうときはここで働けてラッキーだなぁ〜って思いますね。登山好きの方に限らず幅広い方に愛されている山なので、いろいろなお客様に出会うことができます。みなさんが楽しそうに過ごされている姿を見ると元気が出ます!

 

自然や人、そしておいしいものとの出会いが満載の高尾山。お団子食べ比べはまだやったことがないので、お腹をすかせてからぜひ挑戦してみたい楽しみカタです!

高尾山展望レストラン 田中さん

「山頂からの景色も素晴らしいけど、展望レストランから見える光景も負けてないですよ!」と語ってくださったのは、夏のビアマウントで人気の高尾山展望レストランで働く田中さん。

田中さん
高尾山展望レストランの一番上のテラス席はなんと標高488m!東京を一望しながらおいしいものを食べて、大切な人たちとゆっくり食事しているとき「幸せだなぁ〜」ってしみじみしちゃいますね。今日はあいにく曇りですが、晴れた日はこんな感じで遠くまで見渡すことができ、すごく気持ちがいい場所なんです。

展望レストランからの眺め。晴天時はスカイツリーが見えることも!

田中さん
展望レストランは夏に開催される「ビアマウント」が有名ですが、その他の季節もBBQを楽しめたり、冬はこたつを出しているのでそこでお鍋をつつくこともできたり、いろんな楽しみカタをご提供してます。山の上でこたつ&お鍋はなかなか珍しいと思うので、ぜひ一度体験してみてほしいです(笑)。

 

絶景を眺めながらビールを飲んだり、BBQで盛り上がったり、お鍋をつついたり。季節ごとに変わる楽しさを味わいに行きたくなりますね!

高尾山さる園・野草園 堅木さん

最後に伺ったのは、1号路の中腹にある高尾山さる園・野草園。現在約80頭のお猿さんが生活しているとのこと。

お猿さんたちに餌やりをしていた飼育員の堅木さんに高尾山の楽しみカタを聞いてみました。

堅木さん
お猿さんたちはみんな個性豊か。仕草や表情それぞれに違っていて可愛いんです。野草は季節によっていろんな姿を見せてくれて、毎日おもしろい発見がいっぱい!毎日お猿さんたちや野草のお世話をしていますが、いつ見ても癒やされるんです。みなさんにもこの癒やしパワーを知ってほしいですね。

堅木さん
飼育だけでなく広報も担当しており、YouTubeやTwitterでの情報発信に力を入れています。今はコロナの状況もあって、外国や遠方にお住まいの方に来ていただくことが難しいのですが、SNSを通じてこの子達の姿を発信することで、遠くにお住まいの皆さんにも見ていただけたり、「お猿さんかわいい!」とコメントをもらえることが本当に嬉しいです。我が子のような可愛さですね。

 

愛情深いスタッフさんに育てられているからか、のびのびと個性豊かなメンバーが揃っている高尾山さる園。高尾山の自然に加えてお猿さんパワーも加われば、さらなる癒やしが得られること間違いなし!

その日ならではの高尾山を見つけよう!

毎日高尾山で活動されているタカオのオカタさんたちにインタビューをしてわかったのは、「高尾山の変化を感じ取ること」のおもしろさでした。季節や天候、過ごす時間、お猿さんの気分。「高尾山に行く」と一口に言っても一日として同じ高尾山はなく、「その日ならではの高尾山の姿をキャッチすること」が高尾山を楽しむコツなようです。

オカタさんたちの楽しみカタも参考にしながら、過ごす時間や通る道、立ち寄るお店など、何かひとつでもいいのでいつもとは違う選択をしてみましょう。きっと、新しい発見に出会えるはずです!

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