今回おすすめするのは

編集部員OG

サカネ

訪れるたびに新鮮な楽しさと出会える場所。タカオネのカフェ&ダイニングKITCHENの魅力に迫る!

7月にオープンしたホテルタカオネ。1階にあるカフェ&ダイニング「KITCHEN」は、お泊まりでない方にも気軽にお使いいただけます。

大人から小さなお子様まで楽しんでいただけます

ゆったりとお食事がとれる店内席の他、高尾の自然を感じられる開放的なテラス席もあり、その日の気分やシーンに合わせて過ごし方を選ぶことができます。

NAKA-NIWAに面したテラス席

ホテルエントランスを入ってすぐ横の、壁や扉もない開かれた空間。どなたにもご利用いただけるKITCHENはタカオネの「顔」です。

エントランス入って左手がKITCHEN

高尾山に来たらぜひKITCHENでの時間を満喫してほしい!ということで今回は、シェフの本多さん、アシスタントシェフの内田さんへのインタビューとともにKITCHENの魅力をお届けします!

左)アシスタントシェフの内田さん 右)シェフの本多さん

タカオネ カフェ&ダイニングKITCHEN

営業時間
モーニング 8:00〜11:00(L.O. 10:30)
ランチ 11:00〜15:00(L.O. 14:30)
ディナー 15:00〜20:00(L.O. 19:00)

今後、政府の方針により営業時間短縮の可能性があります。
詳細はタカオネHP KITCHENページをご覧ください。

ディナータイムの店内

八王子や高尾の”おいしい”に出会える

編集部

サカネ

今日は改めてタカオネKITCHENのおすすめポイントを聞かせてください!

KITCHEN

本多さん

お伝えしたいことはたくさんあるんですが、八王子産の採れたて旬野菜など、地元食材をふんだんに使っているところが一番のポイントですね。野菜については中西ファームさんやキテレツファームさんといった、八王子で活動している若い農家さんから届けてもらっています。

農家さんから届いたばかりの新鮮野菜!

編集部

サカネ

わ…!色が鮮やかでハリがある!奥にあるビーツなんて見たことない大きさ!

KITCHEN

本多さん

すごいですよね。普通に流通している野菜って採ってから時間が経っているものが多いんですが、そういう野菜と比較すると採れたてはとにかく味が濃くて。野菜本来のおいしさを楽しんでもらえると思います。

大きなビーツ。色鮮やか!

実際にトマトの食べ比べをさせてもらったところ、採れたての方がトマト独特の風味や甘みが断然強い!サラダとして食べたときもそれぞれの野菜の味が立っていて、食べるごとに新しい発見がありました。

農園野菜のハーブサラダ

KITCHEN

本多さん

定期的に内容を変えているタカオネプレートや本日のパスタも、農家さんからの「今この野菜が旬ですよ」っていうお知らせを見ながらメニューを決めることが多いです。情熱を持って生産されている農家さんたちから卸してもらっている野菜だから、その野菜たちが最大限生きるレシピを考えたいなと知恵を絞ってます。

ある日のパスタ ベーコンとチェリートマトのぺぺロンチーノ。トマトも甘長ピーマンもベーコンも八王子産!

編集部

サカネ

タカオのカタヲと一緒で、タカオネも”オカタさん”たちの力をお借りしながら運営してるんですね。

KITCHEN

本多さん

そうですね。農家さんと力を合わせて、タカオネから高尾や八王子の食の魅力を発信していきたいです。

編集部

サカネ

旅先でごはんを食べるときって「地のものを食べたいなぁ」と思うので、地元野菜をたっぷり楽しめるメニューは嬉しいですね。

KITCHEN

内田さん

地のものといえば、季節限定で出しているブルーベリーパフェや梅スカッシュも八王子産のものを使ってるんですよ。

編集部

サカネ

どっちもいただきました!生のブルーベリーってちょっと酸っぱい印象だったんですが、タカオネのパフェに入ってるのは大粒で甘くて、ものすごくおいしかったです。マスカルポーネチーズやヨーグルトとベリーがよく合うし、一番下の層も「パフェにタピオカ!?」っていう意外性があって、最後までぺろっと食べちゃいました。

夏季限定 八王子のブルーベリーとマスカルポーネのチーズクリームパフェ

編集部

サカネ

梅スカッシュは甘さと酸味のバランスが良くて、暑い日にぴったり。爽やかなのどごしで、来るたびに頼みたくなっちゃいます。

夏季限定 梅スカッシュ

KITCHEN

内田さん

そういってもらえると嬉しいです!梅スカッシュも、高尾の北の方にある恩方ってエリアで採れた梅を使ってるんですよ。

KITCHEN

本多さん

今は秋に向けて新メニューを開発しているところです。旬のおいしさを満喫してもらえるよう、季節限定メニューは定期的に出していきたいですね。

編集部

サカネ

わぁ!秋も楽しみ!季節を変えて何度も通いたくなっちゃいますね。

下山後は、こだわりの自家製スイーツでほっと一息

編集部

サカネ

そういえば、「タカオネのスイーツおいしい!」っていうSNS投稿をよく見る気がします。

自家製ガトーショコラ

KITCHEN

本多さん

嬉しいですね。開業前にメニュー開発してるとき、KITCHENに来てもらえるタイミングっていつが一番多いかなって考えてて。ランチと同じくらい、下山後のカフェタイムに使ってもらえることが多いんじゃないかなって思ったんですよ。

編集部

サカネ

疲れると甘いもの欲しくなりますもんね。

KITCHEN

内田さん

そうそう。下山後、疲れてふらっと入ったKITCHENでスイーツを食べてみたら案外おいしかった!だったら今度は別の時間にも来てみようかな?って思ってもらえたらいいなぁ〜って。KITCHENのことを好きになってもらう入口になってくれるのが、ケーキやプリンといったスイーツたちなんだと思います。

編集部

サカネ

なるほどなぁ。KITCHENメニューの中で個人的ナンバーワンはイタリアンプリンなんですが、甘さも固さも絶妙ですよね。

イタリアンプリン

KITCHEN

本多さん

プリンはこの銀の器を使いたいっていうのが初めにあって、だとしたらある程度固さがほしいよなぁと考えながらレシピ開発しました。味のバランスを崩さない程度にマスカルポーネチーズを入れることでこの固さになってるんですよ。

編集部

サカネ

味だけでなく見た目にもこだわりが詰まってるんですね。実は正直なところ、ケーキとかはどこかから仕入れたものを提供するのかな…?と思っていたので、試食会のときに「全部KITCHENで焼いてる」って聞いて、すごい手が込んでる!!って驚きました。

KITCHEN

本多さん

工事の関係で、試作期間の前半はタカオネのキッチンが使えなかったんですよ。僕がフード、内田さんにはドリンクを担当してもらって、その期間中はそれぞれがひとり黙々と自宅キッチンで試作してました。がんばった甲斐があったね。笑

KITCHEN

内田さん

ですね笑

編集部

サカネ

難しい状況の中でも、ひとつひとつ丁寧にメニューづくりされていたんですね。

KITCHEN

本多さん

7月に入るまでは内田さんともほぼリモートでのやりとりだったから、その期間はちょっと大変でしたね。メニュー内容が正しく伝わるように、家族に頼んでメニューの絵を描いてもらったりしました。笑

見ているとどんどん想像がふくらむ、夢いっぱいのイラスト!

編集部

サカネ

なんと、ご家族の協力もあったんですね…!開業前にリモートで取材させてもらったときのこと思い出してたんですが、大変な状況だったにも関わらずおふたりともすごく楽しそうにされていたのが印象的だったなと。

KITCHEN

本多さん

ピンチを悲観的に受け止めてたらキリがないし、楽しむようにすればちょっとずつでも前に進んでいけますからね!そのもどかしい期間があったからか、今が余計に楽しいです。

前向きで、楽しむことを忘れない姿勢が印象的な本多さんと内田さん。スタッフが一方的におもてなしをするのではなく、スタッフ自身も楽しみながら心地いい場をつくろう!というタカオネのありたい姿を体現されているなぁと感じました。KITCHENに来るといつも楽しい気分になれるのは、本多さんや内田さんをはじめとしたKITCHENチームのみなさんから伝わってくる前向きで明るい空気感のおかげかもしれません。

おいしい!だけじゃない場所を目指して

編集部

サカネ

タカオネの大きな特徴といえば焚き火!焚き火を使った食事が楽しめるのもタカオネの醍醐味ですよね。

KITCHEN

内田さん

ですね!今は炙りベーコンや焼きとうもろこし、スモアセットをご用意しています。

焼いたマシュマロとチョコレートをビスケットに挟んで食べるスモアは、家族連れに特に人気!

KITCHEN

本多さん

バーベキューとはまた違う、近い距離で火を扱う楽しさを体験できますよ。

編集部

サカネ

焚き火で仕上げるメニューって、普段の食事とはちょっと違うというか、「楽しい!」って心踊る瞬間がありますよね。

KITCHEN

本多さん

そうなんですよ。そういう瞬間をたくさん提供して、「おいしかったし、楽しかったね!」と言ってもらえるような、楽しさあふれる場所にしていきたいです。僕たちがお客さんとの距離を少しずつ近づけてその声を聞くことで、楽しさを増やしていくことができるんじゃないかなと思っています。

KITCHEN

内田さん

全てのご要望を聞くことは難しいんですが、お客さまのためにできることがあれば極力してあげたいし、寄り添える私たちでいたいなと思ってます。「今のKITCHENが正解」ではなくて、お客様の声を聞きながらどんどんチャレンジし続けていきたいですね。

KITCHEN

本多さん

そのためにも、一番近くでお客様と接しているホールメンバーと密にコミュニケーションを取ったり、落ち着いてる時間は自分たちも実際にホールに出てお客様とお話する時間をつくるようにしてます。

KITCHEN

内田さん

もっともっと素敵な場所に育てて、「ここが好きだな。また来たいな」って感じてくださるお客様が増えたら嬉しいです。

営業後にホールメンバーと情報共有

サービスを提供する人→受け取る人、という一方通行の関係ではなく、お客様と近い距離で、一緒に楽しみながらお店を育てていくのがタカオネのKITCHENらしさ。開業から約1ヶ月の間でもみるみる進化していて、いつ来ても新しい発見のある場所だなぁと感じます。一度と言わず、何度でも、KITCHENに足を運んでみてください。季節によって山の姿が移ろうように、KITCHENもどんどん変化していくので、行くたびに新しい楽しさに出会えるはずです。

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