今回の カタ ポイント
運動未経験から100mileを走るまで
アウトドアアクティビティ、とりわけトレイルランニングをされている方なら一度は目にしたことがあるであろうPOP&CUTEなイラスト。人物、製品ロゴ、レースイメージなど巧みに落とし込んだ多彩なデザインを生み出しているのが今回お話を伺ったHisae Sasakiさん。
特にトレイルランニングシーンでは引く手数多で大忙しな今ですが、学生時代は走ることはおろか、かなりのインドア派だったそう。
Instagram @hisae_illustration
今でこそ生活の一部となっているトレイルランニングとのことですが、走り始めは10年以上前。社会人になってから美容と健康維持という一般的な理由からウォーキングをスタートしたとのこと。
2018年に*UTMF(現:Mt.FUJI100)を完走されているんですね。ウォーキングから始めてすごい距離を走ってますがきっかけはあったんですか?
*Mt.FUJI100:日本を代表する100マイル(およそ160km)のトレイルランニングレース。https://mtfuji100.com/
運動するようになってハーフマラソンなど長い距離に挑戦するようになったのですが、たまたま*地元のトレイルランニングレースに出場したらそれがすごく楽しくてどんどん距離が伸びていきました。
*仙台泉ヶ岳トレイルラン
https://www.spf-sendai.jp/event/outdoor.php
今は長い距離を走ることも楽しみつつ、イラストなど別の角度からトレイルランニングに関わっていきたいとおっしゃっていました。走るだけではない楽しみ方ができるのもアウトドアアクティビティとしてのトレイルランニングの懐の深さだと感じます。
”EVERYDAY RUNNER”の始まりは朝のウォームアップ
タカオネ1Fにポスターが掲示されていますが、すごい人数を書いてますね。何人くらい書いたんですか?
150人以上ですね。最初は架空の人物を描いていたのですが、書いていくうちに一緒に走った友人やレースで出会った人を描いて徐々に増えていきました。
あ、この人見たことある!という方もたくさんいらっしゃいますね。それにしてもこんな人数を描くのはすごいですね。
最初は1日のウォーミングアップというのと模写の練習も兼ねて毎朝30分だけと限定して描いていました。それをSNSに投稿し始めたら好評でどんどん増えていったらこんな人数になっちゃいました。最終的に3時間ほどかかった作品もあるのでなかなか大変な時もありました(笑)
ポップなカラーリングとシンプルながらこれはあの人だ!と一目でわかる画力。これはHisaeさんに書いてもらいたいと思うのも納得です。最近では高尾山麓のカフェでも個展を行い盛況を極めるほど。今ではトレイルランニングなどアウトドア業界のみならず様々な業種へイラストを提供されています。
「高尾山集合!」で気軽に誘える住みやすさ
高尾へ引っ越ししてきたのはおよそ2年半ほど前。高尾山はアウトドア未経験者でも楽しめる自然豊かな場所。そのため遠方から来た友人を誘うのにもちょうど良い場所とのこと。ハイキングをするもよし、麓のお店で過ごすもよし、と山と街のバランスがとれている稀有なエリア。また、都心から高尾山へのアクセスが良いのもあり「高尾山集合!」が気軽にできるメリットも享受しているそうです。
今後の活動と”野市”出店
これからの展望をお聞かせいただけますか?
ありがたいことに様々な依頼をいただいているので自分だけの作品ができていませんが今後は個人の活動を増やしていきたいと思っています。
Hisaeさんには10月末に開催されるタカオネ”野市”にも出店されます。(10/28のみ)
素敵なイラストとグッズをご本人自ら販売するとのことなのでぜひお越しください!今後タカオネ物販ブースでもHisae Sasakiさんの作品を販売予定です。
タカオネ”野市”詳細はこちら‼
開催日時
10月28日(土)・29日(日)
こんなことがあった!!編集後記
編集部ヤマモト
どのイラストも可愛いんですが、可愛いだけでなくパロディ作品の画力もすごい。個人的には刃牙風と江田島平八風のイラストが大好きです。皆さんもHisaeさんのInstagramから過去の作品を探してみてくださいね。
本日のタカオのオカタ
Hisae Sasaki さん
宮城県仙台市出身。現在は高尾山の麓に移住。トレイルランニングやハイキングなど自身の経験を活かし主にアウトドア関係のイラストを中心に活動しています。
【Instagram】:@hisae_illustration
編集部員
ヤマモト
昔から運動をしていたわけではないとお聞きしましたがほんとですか?
イラストレーター
Hisaeさん
はい、学生時代は美術部で運動とは無縁の生活でした。