今回の カタ ポイント
「高尾山に登る」だけではない高尾山エリアの新しい楽しみ方を探求するタカオのカタヲ編集部。
人が少なくなる雨の日の高尾山。
『雨の日は景色がなくてハイキングは楽しくない』と言われてますが、ほんとにそうなのか!?
実際に行ってきした!
シューズをレンタルしよう!
今回、同行してもらったのはタカオネスタッフのハシモトさん。
ハイキングは初心者とのこと。
タカオネではフロント横にてOnのトレイルランニングシューズとKEENのハイキングシューズのレンタルを行っています。
●レンタル料金
レンタルはどのメーカーでも220円(日帰り利用の方は18:00まで)
タカオネ宿泊者はレンタル無料レンタル時に履いていた靴は無料で預けることができます。
●On friends
Onのギア着用者はOnレンタルシューズ、クローク、シャワー利用が10%引きになります。
KEENのレンタルシューズに関してはキッズサイズもご用意があります。
小さなお子様もご活用ください。
どのシューズがオススメとかありますか?
どれも山道でのグリップもしっかりしていますし、防水性能も高いので履いてしっくりくる方で大丈夫ですよ。
今回はタカオネから徒歩3分にあるMt.Takao Base Camp(高尾ベース)スタッフのカトウさんにも同行していただきまし た。
高尾ベースでもシューズレンタルができるんですね。
はい、シューズだけでなくハイキングでも使えるバッグもレンタルしています。
Mt.Takao Base Campのレンタルシステムについてはこちら
高尾山の麓でハイキングギアをレンタルできるのはとても便利!!
準備も整ったことで早速出発!!
傘をさしてハイキング!?
一般的にはハイキング時の雨対策としてアウトドア用レインウェアの着用がオススメ。
しかし今回は日常でも使う「傘」を使います。
アウトドア専用というものでもない普通の傘で高尾山頂へ行けるのか!?
実際に歩いてみた
今回歩いたルートは登りは高尾山一号路、帰りはケーブルカー。土や木の根が生い茂る足元の悪い箇所はなく、ほとんどが舗装されており歩きやすい道を選びました。
勇んで歩き始めたもののこれまで降っていた雨は止み、傘すらも必要のない状態に。
一号路は傘をさしても道のりは危険な箇所がないので片手が塞がっていても大丈夫。そして道幅が広いのですれ違い時にも問題なし。快適です。
あれよあれよという間に高尾山中腹のケーブルカー乗り場到着。
曇天で景色がイマイチ、かと思いきや霞がかった山々も荘厳な雰囲気でこれもまた良い。
浄心門を過ぎてすぐには大きく花開いた紫陽花。露に濡れて良い雰囲気。
この辺りから雨足が強くなってきましたが、ここでも傘の利点を感じました。
レインウェアを着込むとなるとバッグを置いてそこから取り出して着るという動作が必要ですが傘の場合はその場でさすだけ。お手軽かつ風が吹けば登りで熱った体を適度に冷ましてくれるので心地よく感じました。
雨が別世界に連れて行ってくれる
薬王院に到着した時もまだまだ大降り。雨の中響き渡る法螺貝の音はいつもよりも響き渡り、非日常の環境に身を置いていることを教えてくれます。
奥の院を超えて山頂までの道に入ると空気が一変。霧が立ち込めてきました。
山の木々と霧に覆われ、先が見えづらくなるにつれて大きな自然の中にいることを改めて認識。
人が少ないことも相まってより静かな山歩きが楽しめます。
山の中だと雨の音がよく聞こえますね。
雨粒のほとんどが木の葉っぱに当たるので大きく聞こえますよね。
あと、葉っぱが雨を防いでくれるので雨音ほど濡れる心配もありません。
確かに森の中に入ると傘がなくてもそこまで濡れていない気がします。
木々が雨を防ぎ、人を守ってくれる。雨の日だからこそ気づくことができた自然の偉大さ。
あと、香りがすごいですね。土の匂いというか自然全体が香ってくる感じがします。
今日みたいに雨が降ったり止んだりを繰り返すとどんどん香り成分が出てきます。
これは雨の高尾山ならではのところですね。
晴れた日以上に感じることができる「香り」。これこそ雨の山の醍醐味。
行ってみないと嗅ぐことのできない山の香り。
普段体感することができない山の空気を堪能し、無事山頂到着。
山頂も霧がかなり濃い状態。
帰りはお手軽ケーブルカー
帰りは同じ一号路でケーブルカー乗り場まで戻ります。
雨の日は登ることよりも下りの方が滑りやすく大変です。
今回は十分雨の高尾山を満喫したのでケーブルカーでささっと降りてきました。
いつもよりも登山者が少ないので乗車待ちすることもなくスムーズに下山。
持っていくと良いもの
傘があれば気軽に高尾山に登れることがわかりましたが持っていくと便利なものを紹介します。
①薄手のジャケット
雨の日でも歩いていると体が温まりますが、休憩すると体が冷えてきます。
そんな時に薄手のジャケットがあると便利です。
サッと羽織って、歩く時はカバンの中にしまっておけるパッカブル仕様のものがオススメです。
②濡れても良いシューズ
冒頭でレンタルシューズをご紹介しましたが、そうでなくても濡れても水が染み込んでこないものや下山後に履くシューズを用意しておくと快適です。
下山したらタカオネで一休み
雨の高尾山を楽しんだ後はタカオネKITCHENで一休み。
中庭テラスでハイキングの思い出を語ったり、次はどこに行こうか、
などゆっくりとお過ごしいただけます。
タカオネキッチン・メニューについてはこちら
非日常を味わいたいなら雨の高尾山へ!
雨の日のハイキングはしっかりとした準備をしないといけない。
間違ってはいませんが今回のように一号路とケーブルカーを活用したルートなら傘があれば歩くことができます。
もちろん山歩きには違いはありませんので、正しい準備の上、安全第一でお楽しみください。
あえて雨の日に高尾山に登ってみると知らない景色に出会えますよ!
※季節や天候によっては登山そのものを推奨しないこともあります。
※怪我・事故にあった際の責任は当編集部では一切負いませんのでしっかりとしたご準備の上お楽しみください。
こんなことがあった!!編集後記
編集部ヤマモト
あえて雨の日を狙って高尾山に登ってみましたがこれが予想以上に楽しい。
霧で先が見えないちょっとした恐さに冒険心が刺激されました。
「あれ、今どこら辺にいるんだっけ?」とちょっとした遭難気分が味わえます。
本当に遭難しちゃダメなのでしっかりとしたご準備を。
タカオネスタッフ
ハシモト
街履きの靴しかないんですけどこれでも大丈夫ですか?
編集部
ヤマモト
はい、今回は全ての舗装路の一号路で登るので大丈夫ですよ。
でも下山後も濡れた靴を履かないといけないので、レンタルシューズを借りちゃいましょう。