

今回の カタ ポイント
薬王院のおみくじに書いてある吉方位に従って取材先を決める「高尾山おみくじ散歩」という企画で連載をしようと思っていたのに、おみくじに吉方位が書かれていないというアクシデントに見舞われた編集部サカネ。
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次の取材先、どうしよう。
そういえば、この間薬王院で引いたおみくじの中に梅の歌が書いてあるおみくじがあったし。
この間行ったさる園のさるも「高尾は梅がいいぞ。」って言ってたし。
高尾山口駅から歩いて約10分。遊歩道梅林の入口に着きました。
裏高尾エリア(旧甲州街道沿い)には7つの梅林が点在しており、「高尾梅郷(たかおばいごう)」の名前で親しまれています。エリアマップは八王子市が発行しているこちらのマップをご覧ください。
全ての梅林を回ると片道2時間以上かかるそう。高尾山下山後のよりみち旅としても楽しめるように、今回はサクッと1時間くらいで回れるコースを歩いてみます!
梅の香りで春の訪れを感じる
遊歩道の入口からすでに見事な梅の木が。近づくと梅のいい香り。
川沿いを歩いていくと、ちょうどいいお休みスポットを発見。
土手に座って、梅を愛でたり、川をぽーっと眺めたり。取材した日は2月の下旬でまだ少し寒かったけど、3月の梅が満開の頃はぽかぽか陽気でもっと気持ちがいい気がします。おすすめスポットです。
高尾山口駅から梅林遊歩道に向かう間にある高尾ベースでテイクアウトのコーヒーとクッキーをゲットすれば、よりピクニックらしい気分を味わえますよ。
桜と違って、背の低い木もあるのが梅のいいところ。望遠レンズがなくても梅の可憐な姿を収められます。
こんな感じで撮れました!
紅梅も白梅も至るところで見られます。梅と青空とのコントラストがきれいなので、晴れた日に行ってみてほしいです!
ぐるっと回って歩き疲れたら、遊歩道入口近くの高尾駒木野庭園へ。

庭園入口。どなたでも自由に入園できます。
高尾駒木野庭園は八王子市が所有する日本庭園で、日本建築の旧民家や、季節の草花を楽しめます。
入園料は無料で、お手洗いもお借りできます。(お散歩するには大事なポイントだったりしますよね)
高尾駒木野庭園
住所
〒193-0841 東京都八王子市裏高尾町268−1アクセス
京王電鉄高尾線 高尾山口駅・高尾駅からそれぞれ徒歩15分
高尾駅北口バス乗り場 京王バス「小仏」行き、「病院前バス停」下車0分休園日
12月29日~1月3日(年末年始)営業時間
9:00~18:00(4月~8月)
9:00~17:00(9月~10月)
9:00~16:00(11月~3月)
※詳細はHPをご確認ください。
旧民家の中には喫茶があって、日本庭園を眺めながらのんびりお抹茶をいただく…。なんて優雅な時間が本当は過ごせるのですが、残念ながらコロナの関係で現在は喫茶が休止中とのこと。再開されたら改めて行かなくてはと思いました。
いくつかのお部屋は貸室になっているらしく、歌会やお茶会を開いている方がいるそう。普通の打ち合わせももちろんOKとのことなので、次の編集会議はここでしっとりやりたいです。
ベンチに座ってひと休み。お茶を飲んだりおにぎりを食べたり、簡単な飲食ならOKとのこと。美しい庭園を見ていると、時間の流れがいつもよりゆったり感じられます。高尾山に登らずとも、自然をじっくり楽しめた一日でした!
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例年3月中旬頃に「高尾梅郷梅まつり」が開催されているのですが、今年はコロナの関係で残念ながら中止…。おまつりはないものの、3月8日〜21日には「高尾梅の郷 観梅ウォーク」が開催され、自由に梅林散策をすることができるようです。この期間は1400本もの梅の木がある木下沢梅林も無料開放されるそうなので、お時間のある方は足を伸ばしてみてくださいね。
素敵な写真が撮れた際には、ぜひSNSで#タカオのカタヲをつけて投稿を!皆様からの春のお便りを楽しみにしています。
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編集部
サカネ
よし。今日は梅を見ながら春さんぽしよう。