今回おすすめするのは

編集部員02

スエマツ

高尾の昆虫たちを食べてみたら、超絶うまかった

今回の カタ ポイント

こんにちは!タカオのカタヲ編集部のスエマツです!本日のオカタ、昆虫食レストランANTCICADAの篠原さんは出身が高尾。今回は篠原さんの愛する高尾の昆虫たちを、みんなで味わい尽くすことに。おそるおそる食べてみたら、なんと…!?

「高尾山に登る」だけではない高尾山エリアの新しい楽しみ方を探求するタカオのカタヲ編集部。前回の記事では本日のオカタ、ANTCICADAの篠原祐太さんと一緒に河原で昆虫を捕まえてきました。今回はこれらの昆虫を使ってアウトドアクッキング。そしてついに実食です…!

前回記事はこちら

昆虫を使ったアウトドアクッキングに挑戦!

今回の調理は、来年夏に高尾山口駅前にオープン予定の体験型ホテル「タカオネ」の計画予定地で行いました。

編集部

スエマツ

そういえばサカネさん、今日はそのカゴ何入れてきたんすか?

編集部

サカネ

サカネバスケットのこと覚えててくれたんですね。今日の「楽しみカタ」をさらに楽しくするには、やっぱりこれが必要かなと!

編集部

サカネ

おいしいおかずには、断然白米ですよね!

編集部

ジュウカワ

虫とごはんのマリアージュが全然想像できない…。

タカオのオカタ

篠原さん

いいですね!具材を混ぜ込んでおにぎりにしましょう。お店からお茶持ってきたんでそれも淹れますね。

何やら黒いつぶつぶしたものを鍋に入れ、煮出そうとしている篠原さん。これは一体…?

タカオのオカタ

篠原さん

カイコのフンのお茶です。

編集部

スエマツ

カイコのフン!?フンそのまま入れたんですか??

タカオのオカタ

篠原さん

これは養蚕農家さんからもらったカイコのフンを焙煎・乾燥させたものです。とってもいい香りなんで楽しみにしていて下さい。

事前打ち合わせで「+αの食材も持っていきますね!」と言ってくださってはいたものの、初っ端からなかなかパンチのあるものを出して下さる…。さすが昆虫食のトップランナー。

篠原さん
じゃあ早速調理していきましょうか。

スエマツ
お!いよいよですね!今回はどんなレシピなんでしょうか?

タカオのオカタ

篠原さん

やっぱり自然の味を楽しんでいただきたいんで、素揚げにしようかと。

編集部

ジュウカワ

素…揚げ…?揚げただけの自然な味わい…?

タカオのオカタ

篠原さん

昆虫ごとに味わいが違うんで、ぜひその違いを楽しんで下さい。じゃあまずはスエマツさん。好きな昆虫を選んで油に投入して下さい。

自分の食べる虫は自分で選んで放り込むスタイルなようです。スエマツ氏いわく「一番食べやすそう」というショウリョウバッタを油へ投入!

ジュワワワワワ

ブワッとバッタの手足が広がり、色がサァっと赤みがかっていきます。バッタは火を入れると赤くなるんだそう。揚げ上がったバッタにひとつまみの塩をふりかけて、調理完了。本当にシンプル…!素材そのままの味わいを楽しめてしまいそうな調理方法に一同どきどき。

スエマツ
うわー!ほんとに形もそのままっすね!

スエマツ
では、お先にいただきまーす!!!

スエマツ
え、え…?うわっ、これ…

スエマツ
普通にめっちゃうまいんですけど!香ばしいしパリパリ。うわー、おもしろ!

サカネ
私は前にANTCICADAで食べたときおいしかったからコオロギにしようかな。

からっと揚がったコオロギ

ANTCICADAのコオロギラーメンがおいしかったから、きっと素揚げもおいしいはず…!えいっ!

サカネ
ん…?

サカネ
すごいおいしー!!!さっくさく!食感が最高!

思いがけないおいしさにはしゃぎまくるスエマツ氏とサカネ。そんな二人の様子を冷ややかに見つめるジュウカワ氏。

編集部

スエマツ

さ、ジュウカワさんも行きましょう!やっぱりトリだから大物いってほしいっすね。クモがいいかな!

一番昆虫食を渋っていたのに、なぜか一番の大物を食べることになり、ジュウカワ氏は緊張が隠せない。

タカオのオカタ

篠原さん

クモは食べるところがしっかりあって、クリーミーなのが特徴です。いっちゃいましょう!

編集部

ジュウカワ

クリーミーって今一番聞きたくない表現…!うー…。いくしかないか。やぁ!

ジュウカワ
ん…?

ジュウカワ
なにこれめっちゃおいしいじゃん!ビールに合いそう!クリーミーなのもちょっとわかる!

篠原さん
おいしく食べてもらえてよかったです!他の昆虫や、魚も揚げちゃいましょう!

 

そうして出来上がったのがこちら。

色とりどりで、とってもきれい!高尾山の麓で捕まえ、調理した、まさに高尾山の恵みプレート。

篠原さん
カイコのフンのお茶も淹れられたので、一緒にいただきましょう。

普通のお茶と全然見分けがつかない色。高尾の昆虫プレートを囲み、カイコのフンのお茶でカンパ〜イ!

カイコのフンのお茶からは、青々とした葉っぱの香りがしてとっても美味。カイコは大量に桑の葉を食べるので、カイコのフンのお茶も桑の香りがするのだそうです。

タカオのオカタ

篠原さん

お店からイナゴとコオロギの佃煮も持ってきたんで、おにぎりと一緒に食べましょう。

このイナゴとコオロギの佃煮、普通の佃煮と違って昆虫独特のパリパリとした食感が残ってて、本当においしいんです…。揚げた昆虫はサラダに、炊いたご飯には具材を混ぜ込んでおにぎりに。高尾に生えている草花を添えれば、ここでしか味わえない昆虫フルコースが完成!

自分たちで必死に捕まえ、調理した料理にみんな感動!他にも、篠原さんが持ってきてくださった「コオロギビール」やカイコのフンからつくられた「蚕沙ブランデー」、400匹以上ものコオロギが使用された「コオロギ醤油」も楽しみ、虫三昧なパーティとなりました。

カイコのブランデーはプルーンのような味わい

 

編集部

スエマツ

来年できる体験型ホテル「タカオネ」でも、こういうのぜひやりたいですね。朝、川に出かけていって虫を自分で捕って、それを調理してランチにするコースとか!

タカオのオカタ

篠原さん

高尾山って、都心からこんなに近いのに何でもある。山も川もある、昆虫もいる、多種多様な植物にキノコ。すごく豊かな土地なんです。その豊かさを「食べる」ということを通じていろんな方々に感じていただけたらいいなと思います。

編集部

スエマツ

そんな高尾山で今後どんなことにチャレンジしてみたいですか?

タカオのオカタ

篠原さん

この高尾山は、自分の原点であり、家のような存在。いつか、この高尾山の自然をめいっぱい楽しめる、高尾で捕った生き物たちのフルコースを作ってみたいですね!

今回の取材は高尾山のふもとにある川や草むらで行ないました。高尾山に登らずとも、駅から歩いてすぐの場所でこんなにもたくさんの種類の生き物に出会えるのは、山と街が隣り合う高尾ならではなのではないでしょうか。「自分で捕まえたものを食べる」という体験を通じて、自分自身もまた自然の中の一部なんだなと感じることができましたし、普段よりもいろんな感覚が研ぎ澄まされたような気が…!山登りとはちがう角度から、自然を深く体感できたように思います。昆虫食=ゲテモノという見られ方をすることもありますが、篠原さんの教えてくださった昆虫食は、食べることを通じて自然や今そこにある生命と向き合う行為なのだと感じました。

篠原さん、おいしい昆虫ごちそうさまでした!高尾山の生き物フルコースも楽しみにしています!

今回のルートはこちら

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こんなことがあった!!編集後記

スエマツ

この日以来、日々の暮らしの中で、自然と虫に目が向くようになりました。食の対象として虫を採ることの楽しさを実感するとともに、街でも山でもたくさんの生き物に出会える高尾山エリアの懐の深さを改めて感じました!

本日のタカオのオカタ

ANTCICADA 代表
篠原祐太さん

1994年生まれ。高尾出身。昆虫食歴22年。幼少期から自然を愛し、あらゆる野生を味わう。現在は、数千匹の生き物と同棲する傍ら、昆虫食の魅力を伝える活動に奮闘。2020年6月4日(虫の日)日本橋馬喰町にレストランANTCICADAをオープン、旬の虫を使ったコース料理やコオロギラーメン等を提供中。商品開発にも注力し、「タガメジン」「コオロギ醤油」「コオロギビール」などは大きな話題を呼んだ。

趣味:アウトドア全般と、美味しい食べ物やお酒を楽しむこと
高尾の中で一番好きなスポット:西浅川児童遊園の小川と高尾山温泉

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編集部員01

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